世界中で研究されている事象を取り上げます

マッドフラッド特集

マッドフラッド特集2.3 人のいない町

そもそも埋まっていないのも、マッドフラッドと呼んでしまっています。1800年代半ばの都市の写真には人が写っていない、という指摘がされています。
まったく人が写っていないものや、人が写っていても街並みに比べ人が著しく少ないものが多いのです。
まるで、人が来る前に建物だけが用意されていたかのような写真。
シムシティというゲームがありますが、シムシティをやっている感覚になります。建物を建ててから街に人を呼ぶという感じです。
いったいこの建物は誰が建てたのでしょうか?このまばらにしか写っていない人の数では到底建てられるとは思えません。

Panorama of San Francisco by Eadweard Muybridge, 1878​

1878年に撮られたサンフランシスコの街並みです。
ほとんど人が写っていません。住民はどこにいったのでしょうか?そしてこの写真はなんのために撮られたのでしょうか?
新しい住民が入植する前に記念に撮影したのかと考えてしまいます。

バルセロナ スペイン 1850年

サンクトペテルブルク ロシア 1863年

北京 中国 1860年

ヘルシンキ フィンランド

1860年

1860年

1865年

昔の写真は、人が写せなかった?そんな気がするかもしれません。露光時間が長くて、動くと写らないから人が写らないのではないかという指摘もありましたが、よくみると何人か写っています。
また、時が過ぎるとたくさん人が写っている写真が出てきます。


1894年 ヘルシンキの写真です。

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